ゆるゆる東京日記

30代女による音楽・仕事・日常ブログ

ロックの未来を考える一人の男がかっこよすぎるというお話

自分が子どもの頃、忌野清志郎さんをテレビで見た。他のニューミュージックと呼ばれていた人達とは明らかに違う空気感を放っていたことは、子どもながらにも察知して衝撃だった。10代の多感な時期、ブルーハーツをテレビで見て人生が変わった。音源は聴いてはいたが、テレビでみた時の衝撃は今でも忘れられない。 

引用:Vol.89 - 横山健の別に危なくないコラム

 

今日は音楽の趣味があう友人と、束の間の癒しランチへ。

2016年に入ってからの不幸っぷりをお互いに吐き出しつつ落ち込みつつ慰めつつ「あれ、これってもしかして本厄のせい?厄払いしてないせい?」と思いつつ、いつものごとく音楽の話へなだれ込み。

 

何も考えずにただひたすら音楽の話をできるって、なんて楽しいんでしょうか。

やっぱり年を取ってくると周囲の音楽離れも多かれ少なかれあったり、もちろん私自身も離れそうになってしまうことに危機感を覚えているので自分から積極的に聴きにいくようにしているんだけど、とにかく音楽面においての人との交流はすごく減ってるなあと。

そんな中で貴重な同年代音楽ファン。そりゃ話も盛り上がるワケです。

 

基本的に、人は年をとると懐古厨になります。

お年を召した私たちは、音楽話でも常にあの頃を懐かしがります。

夏フェス話から最近の音楽事情など、めくるめく音楽話を繰り広げた末、話題はハイスタへ。

 

ハイスタどんぴしゃ世代ですから、やっぱり中学生〜高校生当時はみんなハイスタのあのイラストのジャケ写のあのアルバムを聴いていたんですよね。

同世代で音楽の話をするとき、「ハイスタ聴いてないやつなんていないよな!みんなハイスタ好きだよな!俺たちの青春!」な流れになることがすごーく多いのですが、

 

すみません、私、当時から大人なった今でもハイスタほぼ聴いてません…(小声)

 

まあでも音楽の趣味は人それぞれ。みんな好きな音楽を聴けばいいんです。(適当に正当化)

 

そんな感じで当時パンクやメロコアにあまり興味が湧かなかった私はその近辺の音楽を熱心に聴いていないため、ハイスタの話になるとだいたい「何も言えねえ」状態に陥っていました。

 

さて、やっとここで記事冒頭の引用につながります。

元ハイスタのKen Yokoyamaさんは2015年7月10日にMステに初出演。

Mステに出演するまでに至った思いをブログ「Vol.89 - 横山健の別に危なくないコラム」に綴っており、引用はその一節。

公開直後「かっこよすぎる!」とネットで称賛されていたこの記事、話題になってるしどれどれ読んでみようかと私も読んでみました。

 

 

…なんということでしょう。

 

というかハイスタ大好きなみんなはKen Yokoyamaさんがこういう人だってことはきっと知っていたんでしょうね。

しかし、私は知りませんでした。こんなにかっこいい人だったとは…!

ちょっと涙腺緩むくらいに本当に感動しました。

 

とにかくKenさん(いきなり気さく)のこの記事は永久保存版だと思っています。

 

この記事を読んでKenさんの思いにシビれた私は、音楽話でハイスタが出てきたときにはドヤ顔で「Kenさんまじかっこいい」と宣うようになりましたとさ。

 

なぜ今日の音楽話にハイスタの話が出てきたかというと、「フジロックに絶対イエモンが出る」という私の主張に対して、友人から「ハイスタに出てほしい」と返答があったから。

やっぱりハイスタの出演を望んでいる人は多そうだなあ。

 

▼すみません、でもやっぱりまだハイスタちゃんと聴けてないので、アルバム聴いてみますね。